
『プロサッカークラブをつくろう!』はセガから発売された、サッカークラブ経営シミュレーションゲーム。通称は『サカつく』。1996年にセガサターンで1作目『Jリーグプロサッカークラブをつくろう!』が発売され、以後シリーズ化している。経営シミュレーションゲームとしての要素と育成シミュレーションゲームとしての要素を併せ持っており、両ジャンルにおける大御所的なゲームである。
プレイヤーは新参サッカークラブのオーナーとして、日本全土(ヨーロッパチャンピオンシップではイングランド・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オランダ)から任意に選択できるホームタウンに自分のオリジナルチームを設立し、まずは2部リーグへ参戦。実在のチームに混じってリーグ戦やトーナメント戦を戦い抜き、1部リーグ昇格・優勝を目指す。
オーナーとして、運営費を手に入れるためのスポンサーやテレビ局との契約、移籍金や契約金による選手、監督やスカウトなどの人事の管理、試合による興行、スタジアムやクラブハウスなどの施設の増設や老朽化への対処などを行いながら資金をやりくりしてクラブを運営していく経営部分を主軸としているが、契約する選手に関しては各種能力値から能力の伸び具合を表す成長値、選手同士の連携タイプ、プレースタイルが細かく設定されており、各種能力はプレイヤー自らが詳細な練習メニューを組んだりすることで成長していく。またチーム全体では試合で使用するフォーメーションや作戦の詳細な設定が可能である。クラブの育成がクラブの運営に必要な要素として以上にゲームにおける大きな重きを持つ、育成ゲームを前面に押し出したデザインがとられているのが本作の大きな特徴である。
試合は自動的に進行し、プレイヤーは「攻め」や「守り」、選手交代を指示することが出来る程度である。第一作から全面実録音声による解説・コメンテーター付き。
クラブ経営と並行して、試合興行や資本投資などを通してホームタウンを発展させていく要素も含まれており、1作目からホームタウン候補には人口数万の地方都市も含まれるなど、Jリーグの発足時期から「おらがチーム」な地域密着を重視する時代の先を読んでいた。
怪しいセールスマンが頻繁に2億円の消耗品を売りに来たり、怪しい人物が5億円で(自ら)を臨時コーチを売り込みにきたり、秘書が2億円の眼鏡や太鼓を要求してくるなど、無駄な遊び要素が多いのも特徴。
自分の育成したチームを他のプレイヤーのチームと対戦することも可能。ドリームキャスト版以降では、通信対戦にも対応している。これらを発展させオンラインゲーム化した作品も登場した。
連携型
J選手やオリジナル選手にはそれぞれ試合を左右する連携タイプというのが存在し、これの繋がりが良ければそれなりに活躍する事が多い。基本的に連携タイプは8タイプあり、タイプ毎によって繋がらないタイプもある。なお連携タイプはその代表的となる選手(架空選手)の名前から取っている。()の中は「サカつく2004」に登場するJリーガーで、そのタイプに当てはまる代表的な選手。
萩原タイプ
萩原忠志を中心とした連携タイプ。ほとんどの選手と連携が繋がる。JのOMFには有力選手も多い。(中山雅史、森島寛晃など)
鬼茂タイプ
河本鬼茂を中心とした連携タイプ。優良連携タイプだが同じタイプ同士と岩城タイプとは繋がらない。有力選手も多い。(三浦知良、小笠原満男など)
東条タイプ
東条英虎を中心とした連携タイプ。ほとんどの選手と繋がるが萩原タイプよりは弱い。Jリーガーに多い。(酒井友之、曽ヶ端準など)
岩城タイプ
岩城聡史を中心とした連携タイプ。連携は悪い。有力選手は多いが、自分勝手な選手が多い。また、不満も多く言ってくるため、雇うなら1人程度にしておいたほうがいい。(大黒将志、加地亮など)
御厨タイプ
御厨親典を中心とした連携タイプ。連携はやや悪い。那智タイプと高梨タイプとは繋がらない。(三都主アレサンドロ、大岩剛など)
那智タイプ
那智清隆を中心とした連携タイプ。悪そうな連携だが、鬼茂タイプとは非常に相性が良く、案外使いやすい。(田中達也、平野孝など)
阿見タイプ
阿見達哉を中心とした連携タイプ。ほとんどの選手と繋がり、似たタイプの東条タイプより繋がりはいいが連携の繋がるスピードが遅い。全体的にこのタイプの選手は少ない。(羽田憲司、土屋征夫など)
高梨タイプ
高梨昇を中心とした連携タイプ。連携が非常に悪く全連携タイプと最高で白線までしか繋がらないのと、岩城、御厨、同じタイプ同士繋がらない。(福西崇史、茂庭照幸など)
連携タイプ判別方法
2002までは、100万円の年俸を提示したとき、優勝したときのコメントなどでその選手がどの連携タイプか判別できたが、3、04では、入団直後に練習場へ行った後、連携のコマンドでどの連携タイプに青ハートマークが付いてるか。あるいは髑髏が付いてるかで判別することができる。また、チーム内に最低1人、萩原タイプ、鬼茂タイプ、岩城タイプ、那智タイプ、阿見タイプの選手が在籍していれば、全ての連携タイプが判別できる。
萩原タイプと東条タイプ
最低1名萩原タイプの選手が在籍してる状態で、全員に髑髏がなく、萩原タイプの選手に青ハートなら萩原タイプ。全員が…なら東条タイプ。
鬼茂タイプと那智タイプ
入団直後に那智タイプの選手に青ハートが出ていれば鬼茂タイプ。また逆のパターンで入団直後に鬼茂タイプの選手に青ハートが出ていれば那智タイプ。
岩城タイプと高梨タイプ
最低1名鬼茂タイプと阿見タイプの選手がそれぞれ在籍している状態で、鬼茂タイプに髑髏、阿見タイプが…なら岩城タイプ。阿見タイプにも髑髏なら高梨タイプ。
御厨タイプと阿見タイプ
最低1名鬼茂タイプと岩城タイプの選手がそれぞれ在籍している状態で、鬼茂タイプに…、岩城タイプが髑髏なら御厨タイプ。岩城タイプに…なら阿見タイプ。
一方、これとは別に同じJクラブに在籍しているJリーグ選手同士や、同年代に活躍していたモデル選手、兄弟同士、師弟関係など連携タイプの善し悪しに関わらず繋がる(兄弟であれば森崎和幸・浩司兄弟、佐藤勇人・寿人兄弟、架空選手の甲斐兄弟。また、これ以外にも繋がらない鬼茂タイプ同士が繋がったり、高梨タイプにオレンジのラインが出たりした場合など)特殊連携があるが、逆に場合によっては連携断裂になる組み合わせもあり、この場合クラブ全体の連携がズタズタになることもある(具体的には不仲を知らせるメールが来る)。その様な状況に陥った場合、原因となる選手をクラブから離さない限り解消されない。
なお、不仲メールは実名選手やモデル有り選手の場合は過去にトラブルを起こしたり、同じポジションでライバル同士だったりした組み合わせに多い。(一例:パトリック・クライファート≠ルート・ファン・ニステルローイやエレ(ペレのモデル選手)≠マルドラド(ディエゴ・マラドーナのモデル選手))
また、架空選手の場合(特に日本人選手)は主に有力選手に多い。
連携タイプはシリーズ毎に多少の変化が見られている。2002時代は高梨タイプの選手はほとんどの選手と白線だけ繋がっていたが、3より悪くなり、岩城タイプよりも悪くなっている。
選手獲得
基本的に監督やスカウトによって候補にあげられた選手を選ぶことになる。基本的に獲得する年齢が若いほど育成の幅が広がるため、最強チームを視野に入れるユーザーは、有名選手を極力若い年齢で獲得しようと悪戦苦闘する。(サカつく3では、選手個別に交渉することが可能となり、サカつく04・EU編では検索も可能となっている。)また最強レベルのスター選手の中には、特定の監督やスカウトでないと手に入らない選手もいる(スカウトの国籍や能力値、秘書コメントからある程度は推測できるが、はっきりさせるには実際に雇うか攻略本に頼る必要がある)。
選手の年俸は能力や実績だけでなく、性格や特に選手の素質で大きく左右されるため、最強レベルの選手は若年で活躍が見込めない頃からもかなりの高額の年俸を要求してくる。現実に即して理不尽に感じるユーザーもいるが、現実のサッカー選手と違い将来の成長、活躍が補償されている点では妥当とも言える。
wikiより
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